拾穂文庫第三分室撮影地案内

千葉県




千葉市


幕張新都心界隈

【拾穂文庫符号】地域ごとの符号を付せず(con****の一部など)
【所在地】 千葉市美浜区ひび野周辺(
Mapion
【サイト】幕張新都心にようこそ(千葉県企業庁)Wikipedia「海浜幕張」

広い公園と高層マンション

JR京葉線海浜幕張駅周辺に開発された都市。事業主体は千葉県企業庁。人工的で近未来的な町並みなどから、ドラマやプロモーションビデオのロケ地にされることも多いらしい。幕張メッセ、千葉マリンスタジアムもこの周辺。


浦安市


浦安市は江戸川河口部に位置し、埋め立てとともに広がっていった人口16万人の都市。ナントカランドとかナントカシーとかがあることで有名。かつて東京湾の漁業の中心の一つとして栄えた町で、小説家・山本周五郎が昭和初期に6年間暮らした経験は小説『青べか物語』に描かれている(作中では「浦粕」)。小説に描かれた、こすっからくてあけっぴろげな人々と、活気溢れる町のようすは魅力的だが、当の浦安の人々には複雑かもしれない。

浦安市郷土博物館

【拾穂文庫符号】Ch_Uk**
【所在地】 浦安市猫実1丁目(
Mapion
【サイト】浦安市郷土博物館

屋外展示
屋外展示

浦安の地理や歴史を展示している立派な郷土資料館。かつて東京湾における貝の流通の中心であり水産加工の拠点であったことを示す史料を見ると、一般に「漁師町」と聞いてイメージするものよりもずっと規模の大きな町だったと理解できる。

「古い建物好き」には屋外展示がおすすめ。『青べか物語』に登場する天ぷら屋「天鉄」をはじめ、住宅や店舗などが市内から移築され、昭和27(1952)年頃の町並みを再現している。某巨大遊園地からの潤沢な税収を有効活用していると言っていいのかな。

訪れたのが夏休み中だったこともあり、子供たちでわりと賑わっていた。ハコが立派なだけではなく、学芸員による自由研究相談とかボランティアによる昔の暮らしの実演(遊びから造船まで)とかの取り組みもされているのも素晴らしいところ。

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